先週の超大型台風も軽度のビニールの破損を残し無事去って頂きました。感謝いたします。ありがたいことに、その台風が通過した後は、カラッとした涼しい大陸の空気が入り秋モード全開です。
スイッチ①
播種から一か月ほどでブプレリュームの定植を行いました。冷涼な気候を好むこの花にはベストのタイミングでした。スイッチオン!
スイッチ②
各メーカーから続々と栄養系(種以外)の苗が届き、随時鉢上げをしました。特にネメシア(覚えにくい)メネシア?は昨年のディアスシアの1,000株の中に1本だけ紛れ込んでて、一目惚れし運命の出会いを感じ特に力が入ります。4色での展開です。後はバコパにディアスシア、プラチナケール等も一緒に上げました。スイッチオン!
スイッチ③
鉢上げ2週間を迎えて、生育にスピードが付いてきました。画像は昨年好評のモモカシリーズの新人の「らいおん」です。後3、4日で開花すると思います。早速、本年度の開花速報を準備します。スイッチオン!
最後のスイッチは、最後のスイッチは10月半ばにお客様が手で押す。「スイッチオン!」ですよ。
現在20年に一度と言われる超大型台風が九州に接近していて、明日朝の状況が非常に気になるところです。そんな中水曜から3日間掛けてパンジービオラの最初の鉢上げを行いました。まだまだ最高気温も34℃と残暑厳しい中での作業で花を咲かせる上での全工程中で最大の難所になります。
毎年少しづつ重くなる土に「もう12年目よ、何時までさせると」とぼやくYさん。片方では「もう来年はしきらん」との声やら、黙ってするには耐えがたい大変な作業です。この土入れ(ポッティング)作業は機械化されてはいるものの、当園クラスの規模では費用対効果で導入不能です。仕方なくおにぎりでも機械で握るより手で握った方が、空気が適度に入り美味しく出来ることを思い出し無理やり合点する始末。
そうやってワイワイガヤガヤ終わってしまえば、「意外と早く終わったね」とか。「なんか要領よくなっていない」と適当なことばかり言う有り様で、明日(明後日?)の体の状態知りませんからねと心配しつつ、最初の関所は超え、後は美しい花が咲くのを待つばかりとなりました。
まずはラベル書きから始まります。播種リストを見ながら1ケースに1枚づつ書いていきます。
大分から取り寄せた、オリジナル配合の基礎用土に独自配合の肥料を機械で誤差なく混ぜ合わせます。
ゼロの状態。いよいよ並べていきます。
大変過酷な労働の後、並べた表面に軽く散水し、植穴を開けていきます。
後は鼻歌を歌いながら、ラベルを刺しながら植えこんでいきます。ここまで来るのが大変でこの作業は、鼻歌です。
後は丁寧に散水しポットに苗を落ち着かせます。ビオラの生育は特に早く、3週間ほどでちらほら花を見ることが出来るようになります。苦労が報われる瞬間です。後に2012年開花速報を立ち上げ報告いたします。
最後に明日の台風ですべてご和算にならぬ様に祈るばかりです。