お知らせ

2026-01-14 18:00:00

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 すっかり明けてしまいましたが、おめでとうございます。

昨年と違いどんよりした年明けになったのですが、今年もよろしくお願いします。仕事のモードはすっかりパンジービオラからアリュームを中心とした切り花に切り替わっております。数年前までは初市に合わせて正月も花切り、選花と慌ただしいい日々だったのですが、秋の高温傾向で半月ほど開花が後ろにずれ、正月らしい日々となりました。開けて数日後の新聞記事に農業界の戸籍調査の農業センサスで5年前から農家人口が1/4が減少したとの統計値が出ました。減っているとの日々の実感はありましたが、全国的にこうも減ってるとは衝撃でした。そして今日の記事で農家の負債総額1千万以上の倒産が増加で、過去30年間で最高の数年100件をゆうに超えているとのこと、規模の小さい農家が多いとは書いてあったのですが、やっぱりそうだったかと、特に驚くこともありませんでした。物価高を含めいろんな要因があると思いますが、仕込みにかかる価格上昇分を、販売価格に転嫁出来ないと立ち行かなくなる。その状況は目前に迫っている。今までと同じ感覚で、同じ気持ちで営農をしていては直ぐにその渦に飲み込まれてしまします。農業も経営。経営感覚をしっかり持って、良い品物を作る。望む人に届ける。それに見合う対価を頂く。それでまたいい品物を作る。単純だけどその回転をしっかりした軸で力強く回し続ける。何も近道は有りません。上辺だけ似せた、似たような物は簡単にできる。作り手はディテイルに拘り、さらに上を目指していく。それには時間もお金もかかる。捨てることだって多々あるでしょう。それは自分が納得する尊厳とプライド、周りとの差を際立たせる為の最後の仕上げの工程です。しかし全ては、それを分かって選択していただける消費者の選択眼にかかっています。1億総中流から、格差が拡大しつつある現在において、地面にしっかりと足をねじ込んで進まないと、すぐに遭難してしまいます。

 今年は丙午です。私も還暦になります。今更進んできた道を大きく変えることはできません。先にあろう光に向かって進んでいくしかありません。いよいよ人生の仕上げの時期に差し掛かっております。でもやることは今までと大きく変わりません。でも少しづつは変えていきたいと思います。そんな還暦の年にしたいと思います。60年の仕上げの年に、新たな気持ちでスタートを切りたいと思います。

 本日より、アリアム「スネークボール」の出荷が始まりました。来週にはブルーパフュームも始まり、切り花の本格出荷を迎えます。同時に来期に向けたパンジービオラの採種の準備も進めないといけません。正月の充電を放電する時期になりました。本年もどうぞよろしくお願いします。

 

    令和8年 1月  元日

    木村園芸   木村敏朗

 

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2025-12-12 10:00:00

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12月も半ば、10月の20日より販売を続けていたパンジービオラもそろそろ終わり、切り花へのシフトする時期に差し掛かりました。それまでにパンジービオラを始め、秋植えの花壇苗の購入して頂いた方々に感謝申し上げます。その後の生育は如何でしょうか。全ての生産者が我が子を嫁に出すような気持で生産していると思います。なるべく避けたいのですが、昨今の異常ともいえる気象条件で、体調を崩す子もいると思います。すみません、そういう子を出さないように生産者は日々改良を加えております。お客様のし好の変化も早く、それに合わせて生産者も見切り発車の部分も、多くなったのは否めません。今年は特にその傾向を強く感じた年でもありました。正しい方向に変化する。先輩方の築いた道をオマージュしながら発展させていく。そのストーリー性も大事にしながら、進みたいと思います。

 生産の方は切り花が始まりました。先ずはブプレリュームから始めたいと思います。30年近く手掛けていて、すっかり手に馴染んできました。定植後の高温で若干短めの丈からスタートします。末からは主力のアリュームの曲げ付けが始まります。いよいよシフトチェンジの時期です。ポピーのアメイジンググレイがなんと咲いてきました。苗で販売した一部を試験的に定植した分です。市場の反応を見たいと思います。

 

 パンジービオラを含めた秋苗の販売は今月20日まではしっかり対応したいと思います。まだまだ良苗も残っていますので、来園ください。よろしくお願いします。

 

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2025-10-17 15:00:00

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 令和7年のパンジービオラの販売を10月20日の月曜より始めることに決定しました。昨年より二日遅れ、例年より5日遅れての開始となり申し訳なく思います。理由は皆さん感じておられるように、異常な高温傾向が続いた結果だとは言わずもがなですが、購入する側もスイッチが入らない状況なのではと思っております。結果的には後には寒波が来るということですので、例年より短期決戦の模様をなすのではと思っております。今現在も夏日の状況ですが、月曜から本来の天候に向かうとのこと。さぁ始まります。市販のパンジーは3割開花、同ビオラは3~4割開花、育種ビオラは2割開花が現在の状況で、販売日にはもう少し進む予想です。その他草花は、アリッサムは開花、金魚草は開花寸前、PW苗は来週末には仕上がります。ROKAさんからのケイトウ、ポピーのアメイジンググレイも準備しました。

 では月曜からの販売に向け、あと少し準備をしますのでもう暫くお待ちください。あとキャッシュレス決済にも対応しておりますので、身軽にご来店お待ちしております。

 

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2025-10-03 06:00:00

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 一週間ほど前から秋らしい気候となりました。やっとですね。高温続きで控えていた植え込み作業が、秋と共に一気に到来しました。先ずはパンジービオラですが、数年ほど前はこの時期は数十品種の開花は確認できたのですが、一週間ほどの遅れが発生しております。但し現在は生育は加速中です。販売日はまだ確定できませんが、今月の18日から20日の間になるかと思います。もう暫くお待ちください。また報告いたします。

 切り花はブプレリュームの定植は完了しました。アリュームはスネークボール、丹頂及び昇龍が始まりブルーパヒュームが控えております。これらは段階的に順次植え付けて生きます。こんなに台風の接近も無い年は珍しく、最後にどんでん返しが無ければと願うばかりです。

 それまでの高温で作業が出来なかった時期に、有明海の向こうの島原、フラワーガーデン寺尾さんまで視察に伺いました。スカビオサでは唯一無二の品種も多く、今年は黄綬褒章まで受賞されお祝いもかねて伺いました。目標にならないくらい先鋭的で大規模な営農に、刺激と教えを頂きました。

「花で食っていくにはこうするんだ!」と、その神髄を見た気がしました。沢山のスタッフを抱え、後進の育成にも尽力されていました。

有難うございました。また帰りに長崎市内の方に遠回りして、ガーデンカルチャー幸田さんに寄らせて頂きました。長崎では先頭を走っている園芸店。秋に向けての入荷はこれからという状態でしたが、すでに園芸シーズン突入されておられました。ありがとうございます。これからの秋に向けての意見交換をして帰路につきました。

さあ、販売までもう暫くです。

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2025-08-31 06:00:00

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 コロナ過で中断していた、花の視察研修を再開しました。それまではシーズン終了と共に各花市場や仲卸さん、お花屋さんをその年その年で方面を決めて伺っていました。九州新幹線が全面開通後はもっぱらJRを活用しています。ちょうど大阪万博も開催中でしたので、少しだけ寄らせて頂きました。前回の万博開催が1970年でしたので55年前になります。今回は特にこれといった目的もなく、今の販売の現状と世の中の雰囲気を肌で感じてこようとの、かなりざっとした旅です。思うと前回の万博開催の頃からコメの減反政策が始まり、花の生産が急拡大。国民生活も徐々に豊かになり、社会の発展と共に作れば何でも売れた時代が長くバブル崩壊の少し後まで続く。そこをピークにここから30年右肩下さがりで減り続け現在に至る。図で表すと綺麗な二等辺三角形になるのかな。コロナで一時的に息を吹き返すも続かず、今は物価高で作る方も買う方、間を取り持つ流通関係も皆さん大変な状況です。全てが縮小する中で、何かヒントが無いかなと、感じ得る旅でもありました。思いに反し連日この暑い中、人でごった返している状況の万博を見学し、まだまだ世の中には購買意欲があるお客さんが沢山居られると確信し、また安心できました。そして50年後の各国の英知を注いだパビリオンも大盛況を見ることで安心しました。やはり人間は新しい物には貪欲であると確信。

 

 残念ながら長い間変わることを避けていた農業は衰退の一途、昨今のコメ不足も元をたどれば生産の弱体が原因。若い人から支持されない産業となった農業は衰退の一途。もう農家が増えることはないだろうな。切り花も数量減の単価高。買う方も作る方もそろそろ限界。このままでは両方持たない。魅力がないからこの産業も人が入ってこない。もう一度、針の穴に糸を通す覚悟で、稼げる農業を目指さなければと思う。そして作る人と買う人を呼び込む。それには更なるブランド化を進め、自分しか出来ないことを更に突き詰めていく事が一個人としての答えの様な。皆さんがそういう気持ちに切り替えて行くことで変化するかも。ある花屋さんでは、生け花人口も激減し、業態も変えざるを得ない状態に。ある花屋さんではこだわりの特殊な品種を取り揃えて展開。皆さん生き残りをかけ努力されておられる。時代は変化する。生活様式も変化する。嗜好も変化する。その風を敏感に感じながら一歩一歩進んでいかないといけないなと思う旅でした。

 

 現在はパンジービオラの生産が始まりました。私は育種家ではなく生産者です。これからもそうです。その上で精一杯良い品物をお客様に数多く提供するのを生業にしております。切り花は花市場の出荷を中心に、苗物は始まりがハウスでの直売でしたのでハウスでの販売を主に、一部を通販で販売し、また一部を園芸店様と直接やり取りとする形態をこれからも続けていく方向です。やはり個人でやってもこじんまりした展開。ここは携わる業界全体で盛り上がっていかないと発展しない。そのことを踏まえて、この比率はその年の状況により変動はしますが、それほど極端に変わらないようにしたいと思います。ZAIJINオリジナルビオラに関しては、育種元の在津さんとの連携が解消しましたので、新たな進化はさほど期待はできないでしょう。ただ出来る範囲で継続はしていきたいと思います。代わって川越路可さんから提供の品種のバリエーションを増やしていきたいと思います。花で皆さんに何を届けられるかを、もう一度考えていきたいと思います。

 

 今年もお決まりの猛暑で生産も大変ですが、作るのが使命の生産者。自然が相手の農業の定め。少し後ろにずれることは有るかもしれませんが、来るべく日に向けて進んでおります。開花まで、もう暫くお待ちください。

 

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発芽が始まりハウスに展開する。

 

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少量品種は人による手播き

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あまりの暑さに細霧装置を設置する。

 

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旅行から帰った直後、線状降水帯による大雨でハウスが冠水する。機械類は一部浸かりましたが、農作物は作付け前で、難を逃れました。心配していただきありがとうございます。

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HanaKoで輸出のシステムを見学

 

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梅田の仲卸さん

 

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名古屋の松原地区、昭和を彷彿とさせる卸の形態

 

 

 

 

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名古屋の花屋「ノリタケ」さん

 

 

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発芽の無事を祈って

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