2016-10-12 05:00:00
10月に入っても真夏日が一週間ほど続き、心地よい秋はいったいどこに行ってしまったのか。この全国的な猛暑も、ここに来てやっと退いて頂けることになり待望の秋の到来です。しかし消費者の要求は暑かろうが寒かろうが時期が来れば当たり前のように有る訳で、そこにピタッと合わせるのがプロの仕事でお金を頂けるわけなんですよね。
失敗の言い訳は幾つも準備はできますが、そうならない為に過去の経験と生産者としてのプライドが許しません。例年と同じく準備はしておりますが今年は心配事が一つございます。それは地震後の花の需要がどこまであるのか読めないことです。震災で甚大な被害を受けられた方は、こんな時に花どころかとおしかりを受けるかもしれません。しかし逆にこんな時こそ心の栄養の花が必須と思われる方も居られるかもしれません。この農園も昨年の台風に続き今回の地震でハウスに歪が発生しました。でも作る環境は残っています。花を含め植物はそんな事には不満は言いません。暑かろうが寒かろうが然りです。当たり前のように毎年発芽し、大輪の花をたくさん咲かせそして朽ち果てていく。この生き様こそが私、生産者も含めお客様に買って頂く最大の理由じゃないでしょうか。「ただ黙ってひたむきに生きる」
今週末の販売開始に向け急ピッチで準備をしております。会員様にはハガキでの案内も近く届くと思います。熊本がまだすばい!
気温低下と共に生育も加速してきました。
ププレリューム
スネークボール
パンジー&ビオラ