お知らせ

2011-05-07 05:48:00
アリアムの出荷も連休の初めこそ一時集中したものの、最近はかなり落ち着き微減傾向といったところです。ハウス物から露地物に少しづつ切り替わりを始めていて、商品イメージの維持に神経を使っています。ただ換気を徹底しているので坊主の締まり等には今のところ問題はありません。それより出始めの露地物の太くたくましいステムが少し気になっています。よくぞ曲がった!。ま、そんなとこです。

路地は自然任せのところがありますので多少は大目に見てください・・・。

紹介するのは切り花の跡地のハウスに植えつけた、れんこんの驚異的とも言える成長の速さをお伝えします。植えつけ後まだ一カ月も経ってないのにこの状態です。一カ月ですよ。

農業とはある部分空気中の炭素を個体として固定する産業。この作業をパラボラアンテナを連想させるこの集光に適した葉の形状と、目が有るかのように圃場の隙間を均等に埋めていく地下茎の成長で、圧倒的な速さで水と二酸化炭素から太陽エネルギーで分解合成し、糖質(グルコース)に蓄えていく。

先月、大阪市大の研究グループが植物が太陽エネルギーで水を分解してから酸素を発生させる仕組みを原子レベルで解明とありました。「人工光合成」可能性が一気に高まった訳で、現在エネルギー問題がいろいろ取りざたされる中、効率よく電気を取り出せることに期待が高まります。

れんこん畑のような発電所の出現!。畑で発電、夢は膨らみます。


4月10日に植えつけ、10日後の20日の状態


4月28日


4月30日


5月6日  凄い成長のスピードです。そろそろ生殖成長に切り替わり根元に花がつきます。人間界のありようによく例えられるハスの花、確認でき次第また紹介します。