2011-04-12 06:44:00
昨日を最後に昨年11月より長期間出荷してきたブプレリュームが終了しました。この加温ハウスにはスネークボールも作付しているのですが、後作のれんこんが導入ぎりぎりの状態で、やむなく整地せざるを得ない状態です。完全に切り上がってなく可愛そうですが、ここは潔く?れんこんに繋ぎます。
後作に水作のれんこんを導入するのは、連作障害を防ぐ為にも重要な事で、畑作であるブプレ、アリアムが選択吸収した養分の残り、その根に住みつく特定の微生物などを、水を入れ他作を入れることでリセットする狙いがあります。
この酸化と還元、大量の有機物を米ぬか(微生物の餌)で土に戻すこと不思議な現象が発生します。なんとカブトエビや豊年エビが外から入れた訳でもなく自然に発生してくるのです。3億年前から進化していないこれら生物はいったい何処からやってきたのか、改めて自然界の不思議さに緻密にプログラミングされたアルゴリズムがあるのではと、想像を掻き立てられます。
農薬に極めて弱いこれら生物が今年も発生すれば、カブトエビれんこんとしての販売に夢を膨らせます。
非常にダイナミックな、これら一連の作業の48時間を報告いたします。
金曜日 朝
ブプレリュームの残りを切り、ネットを回収。
昼
支柱を片づけ、整地
米ぬかと発酵菌を含め肥料を散布
夕方
再度、丁寧に耕運し入水
土曜日朝
早朝より代を掻き(入水後に均す)、別の圃場で準備していた種れんこんを植えつけ(れんこんの種はそのまんまのれんこんなんですよ)
日曜の朝には全て終わってました。
ハァー