今年の梅雨は、雨量も少ないまま明けるのを間近に控え、今日は台風接近もあり、外での作業が出来ずに久しぶりのディスクワークです。ネタも少し溜まっておりまして、反省を加えながら報告いたします。先ずは去る2月の地元紙に掲載された自身の花の事を取り上げていただきました。あるお方の仲介で掲載に至ったのですが、変なこだわりを持った花ですが、信念をもって継続し続けた事への評価だと思っております。また信じて付き合ってくれた相方及びスタッフのおかげと思っております。少しだけお返しが出来たように思えます。役所のS様、記者のT様きれいにまとめて頂き有難うございました。とても恥ずかしいのでサッと流し読みしてもらうとありがたいです。
また4月には、小原流の支部開設90周年の大華展への花材提供をさしていただきました。家元作品も展示される大きな花展で素晴らしい作品展でした。
こちらは未熟昇龍を新規花の様に使っていただきました。
こちらはギガンジュームの進化系です。回る形ですか。
こちらは直径60㎝を超える特大のシュベルティを使ってもらいました。有難うございます。
栽培面ではププレリュームは悪天候で初期の植え付けが出来ずに12月から2月にかけて品薄となりご迷惑をお掛け致しました。3月4月には出荷も安定し沢山利用していただき有難うございました。急ぐあまり少しボリュームに欠けたことは反省しております。来期はさらに早出しに挑戦いたします。
こちらはすっかり定着した感がある「シュベルティ」ですかあらゆる工程において面倒な花ではあります。がそこがまた遣り甲斐のあるところで、良いコンディションでお客様に届いた時の喜びが、生産者の喜びとなりうる花です。近く作付けの一部がドライ仕様として出荷が始まります。
「ピンクジュエル」も量が安定してきました。
こちらは定番の「スネークボール」です。その思いはトップの新聞記事に述べてますのでそちらを参考にしてください。
5月の上旬まで何とか曲げるのですが、さすがに高温で万歳しました。
20年近く続けてこれて、支持してもらえて感謝しております。また色んな国の方にも使って頂ける様に成りました。12月末から5月上旬まで、作業の現場では色んな苦しみや葛藤があります。しかし出荷が終わってもオーダーを頂けることをスタッフ一同、最大のエールだと思っております。この思いがあるからまたやろうとの思いが湧いてくるのです。本当に有難うございました。
たまにはこんな花らしい花もいいなと思い、試作してみました。周りの評価はよかったのですが、自分には合わないような。また頑張ります。