お知らせ

2012-02-27 18:33:00

 5年前になりますが県農政事務所の尾方氏(既に退職)の熱意により札幌農試より取り寄せて頂いた「札幌1号」、中央アジアのカザフスタン及びシベリアに両親を持つこの花は1年試作の後、熊本県八代にて大田花卉の宍戸氏のもと「ブルーパフューム」と命名され一般に流通を開始。ほどなく販売権が民間の種苗会社に譲渡され今年は全国的な出荷が見込まれます。上手く産地間のリレー出荷が出来れば問題はないのですが、蓋を開けてみなければ分からず非常に危惧しているところです。

 そこで熊本市としては得意の曲げ加工を施してみました。その名も「曲がる!パヒューム」。評価はエンドユーザーが決めるとして産地のこだわりを付加してみました。加えて言うならば彼女の特徴の一つ甘いバニラ臭、気まぐれな彼女は時としてネギ臭がする時もありますがこれはちょっとしたストレス(暑さ、乾燥、強光など)が原因です。もっと寛容に良いところを認めてあげようではありませんか。

寒い時期の咲き方としては季咲のように丸くならず写真のとおりです。日持ちも良く3週間ほど楽しめます。曲げ加工は全体の約2割ほどです。

『something blue』 遠い外国から来た「ブルーパフューム」よろしくお願いします。本日より販売開始です。

こちらは販売3週目に突入のアリアム「グリーンベリー」。自然かつ不規則に曲がったステムにグリーンの実のアリアム、順調に出荷は増えています。