お知らせ

2013-09-24 22:27:00

 とは言うものの、連日猛暑日近くの高気温が、20日近く続いています。それ以前は雨ばかりで、その後は干ばつと今年の天候は非常にメリハリのある状況です。好天続きで準備していた「ブプレリューム」の苗も3日程前進し、本葉3.5枚の定植適期を迎えました。作業後、足腰が言うことを聞かなくなったのは、さて置き、今の状況は冷涼な気候を好むこの花にとっては過酷です。

 

 定植後、一週間経過した今日あたり、やっと活着してきましたが、ヨーロッパでは麦畑の雑草扱いのこの花をいかに上品に仕立て、商品価値を高めていくのか思慮するところです。基本は雑草と言うことを念頭に、水や肥料の量を加減します。この花の場合非常に反応が素直で、やり過ぎて出来過ぎた場合、いとも簡単に商品価値の無い駄花になってしまいます。逆に足らなければ貧相な草姿になり、成長が早い分この判断が適期に正確に出来るかが最大のポイントです。

 目指すは、添え花として自身は目立たず主役を引き立てる。その為に全体のトーンをライトグリーンに仕上げる。葉はパリッと小葉に仕立て葉脈を際立たせメインの花を包み込んでも適当な空間を残す。花は苞を小さくまとめ黄色い花が表に出るようにし、一見黄色い花束?と思えるくらいの色上がり。固すぎず、柔らかすぎず適当なしなやかさ維持する。日持ちの目標は2週間以上は必達である。などなど・・・

 

 好きがって書いてしまいましたが、これが目の前の40℃のハウスの中で自分が思うこの花のイメージです。これを超えなきゃ一番になれない!と思いながらイメージをどう具現化するか悩ましいところです。

 

 人と同じ事やってて飯が食えるか!」ちょっと言ってみたかっただけでから(^^♪

 

 

本葉2.5~3.5枚が適期ですが今年は好天で生育が早くしかも少し徒長気味です。

 

 

 

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