2015-08-22 14:52:00
お盆休みも終わり、本日2015年パンジービオラの最初の播種が始まりました。いつものように同じ内容で事は進むのですが、これが農業の本質です。日々胸がときめく事があるわけでもなく季節のに合わせて同じことを繰り返す。なんと単純なことの繰り返しで可哀そうと思われる方もいらっしゃるでしょうが、半分は当たっています。昨今ネット上から他者のデザインをコピペしてはい出来上がりました。と通用する業界からすれば、売れるか分からない新商品を世に出しても植え付けから一年がかりは当たり前。また広く認知を受けようと思えば最低でも10年というスパンで、継続を必要とされる産業としてはうらやましい限りです。アイデアを物に変えて対価を得る。そこにはエネルギーと、顧客の喜びと、プライドが一つも欠けることなく必要と思うのですが、楽に儲かるということは、これらをどこかに置いて行くと言う事かもしれませんね。繰り返せるのは「待っている人がいるから」当園にはこれを四番目に加えときたいと思います。
初回はパンジー40品種、ビオラ80品種を計画しました。まだ暑い時期の育苗で伸びにくいビオラが多めになります。
前日からプラグトレイに用土を詰めておきます。
気を使う作業でストレスが溜まります。1品種100粒ほど播いていきます。
播いた後の覆土作業。今年は次女の手を借りました。
これは私へのご褒美。発芽の無事を祝って乾杯です。
これは協力者へのご褒美。
こちらは私へのご褒美。とご褒美が多い2015年の最初の種まきでしたが、皆様のご期待を裏切ることのないようにしっかりとしつけ育てていきたいと思います。それでは二か月後にお会いしましょう!