お知らせ

2023-10-08 12:00:00

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 記録に残る気温高、猛暑から一転、10月に入り本来の秋の空気に包まれました。農業は当たり前のことですが、自然と共に営農していきます。多種多様な農産物も背景には出来上がるまでには数多くの苦難があり、それを乗り越えてこそ提供できていることを、今年は特に感じて頂きたいと思います。さらに最近は、人手不足にコスト高が合わさって農業も他業種と同じようにハイリスクの業態になってしまいました。夢と頑張りがあればのんびりと農業で食って行けるとは、いつの時代の人が言ったのか知りませんが、ありえません。現在は細かな戦略や技術力が供わなければ、あっと言う間に取り残される宿命だとも思います。なかなか厳しい時代になった今、先月の農業新聞の記事で新規就農者がかなり減ってきていると伝えられました。元々若い人はもともと少なかったのですが、最近は構造的な人手不足で企業の定年延長で60歳を超えての帰農者が極端に減ったとのことです。現状ここまで、ハイリスクな農業に入らなくても、給料が半分になっても、現状を選択される方が多いのもうなずけます。しかし、いろんな分野がそのように、その適正な競争があって初めて良い商品が生まれると思っている私は、非常に心配する内容でした。親元就農も、他産業からの転職就農も定年就農も変わり者も含めていろんな人材が集まって、切磋琢磨し、それでこそ世の中に必要とされる製品が生まれると思います。今は環境が悪いにしろ、このままでは残念としか言いようがありません。状況が変わるのを期待するしかありません。

 

 さて肝心の販売時期ですが、猛暑で少し遅れまして10月16日(月)から始めたいと思います。現状、メーカ品種は20品種、育種ビオラは10品種ほど開花を始めています。ちらちら問い合わせも頂くようになりました。現在は見本ポット作成や店舗装飾また、切り花の苗の定植を急いでおります。もうしばらくお待ちください。

 

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