お知らせ

2020-06-09 06:10:00

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 何時もならば、年末から続く切り花の生産で疲弊し、今の時期は「ぼーっと」蓮根の収穫作業を何も考えずに行っていました。しかしアフターコロナを見据えた時、花き産業がどのくらい回復するのかも分からず、ぼーっとしててもマズいなと思いまして蓮根の通信販売を再開させようかなと思いました。7,8年ぶりの再開となりますが、老けた私を補ってもらおうと新進気鋭の㈱Ciamo(しあも)さんとタッグを組みました。生産は木村園芸が責任を持ち、宣伝販売はCiamoさんと言うことになります。蓮根の生育過程で水を張り続けることにより、酸欠つまり還元状態になり色んな有害物質が蓮根に悪さをしてきます。それをCiamoさんの「くまレッド」という光合成細菌剤を使用することで、蓮根が健やかに生育する事が出来ました。人間は健康に育った生命力の溢れる農産品を食することで健康を維持できると思っております。以下にこの蓮根の特徴を列記致しますので一度試されて下さい。

① 大分竹田市の加工後に出る針葉樹の樹皮を用い発酵堆肥化し、窒素分の少ないバークたい肥として投入し、土壌の物理性を改善し土をフカフカにする。

② 米ぬかを投入し、微生物のえさ、遅効性のリン酸及びミネラルを補給、しばらくすると土の表層がトロトロに変化する。

③ 土の王様、秋田県八沢木地域で産出される珪酸塩白土のソフトシリカ(2.1型モンモリロナイト粘土)を投入し土を健康にし若返らせる。

④ 生育途中に2度Ciamoさんの光合成細菌剤「くまレッド」を2回ほど流し込み根圏の環境を改善しストレス減らして、素直な成長に導く。

⑤ 本来なら蓮根の節が5つ出来るまでの生育期間を持つが、当地の蓮根は生育途中の2節から3節での収穫のため、色は白く軟らかい中にもシャリ感に富みさわやかな甘みを感じます(その分劣化も早いので適切な保存が大事)。

⑥ 天然のミネラル水(地下400mからの地下水)を使用してるので、一番大事な水をミネラルと一緒に十分吸って生育している。

 

 以上の様に細かいことをくだくだと述べましたが、一度食べてみてください。すべてはそれからです。

それと、上でも述べたように販売は㈱CIAMOさんのサイトからのみとなっておりますので、よろしくお願いします。

 

             https://ciamomarche.official.ec/

 

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2020-05-04 18:04:00

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 今更ながら新型コロナウィルスによる被害を事細かに伝え、同情を買おうというつもりは有りませんが覚悟が決まった今、いや正確にはまだ完全には決まってないが現在の状況を伝えたいと思います。3月中旬以降は輸出向けがほぼ止まり、たまに1,2ケース有るか無いかに急減しました。行き場を無くしたこれらを国内に向けようにも周知のように、ほぼ全てのイベントが中止または自粛。花展やお稽古、活け込みもほぼ壊滅。結果ご覧のあり様になるのは必然です。ここに載せれない花達も同様のあり様で残念で悔しくてなりません。家庭消費用の花は3割ほど安い価格ですが、何とか買って頂いております。花を絶やすまいと、無理に注文を定期的に入れて頂いた仲卸さんや花屋さんに非常に勇気づけられたし、感謝の言葉を伝えたいと思います。しかし全産業が苦しんでる中、医療従事者や運輸関係、食糧生産の農業者などは危険な中一生懸命頑張られております。そこを考えると一年かけて育てて、一度も世に出なかった花達には無念ですが土に返すことにしました。安く買われることよりこれら花も、それを望んでいると確信しています。来年も終息してるのかどうなのか分かりません。それでも花は咲くのです。明るい未来を願ってまた種を蒔きます。この花が咲くころには、きっと違う世界が始まってることでしょう。コロナごときには負けません!

 

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最後にFLORE21様から素敵な写真集を送って頂きました。「東京植物図譜」生花で出し切れなっかったシュベルティが、ドライに仕上がる頃にはどうなっているか分かりませんが、それでも花は咲くのです。FLORE21様、元気を頂きました。

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2020-01-04 18:30:00

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 令和二年が無事に明けました。おめでとうございます。久しぶりに快晴の穏やかな新年を迎える事が出来ました。しかし、生産者は4日の初市に向けて年明け早々に動き出しております。

昨年末にパンジービオラを中心とした直売店を終了し、現在はアリュームを中心とした切り花生産及び出荷にシフトしております。これから6ヵ月余りこの作業が続きます。「目の前の花を、パソコンの先にいるであろうお客様に届ける」この作業が延々と日々続くことになります。だからこそ直売でお客さんと直に接し、その温かさであったりその感触、または時代と共に変わる嗜好を感じながら、変化の必要性を肌で感じる。そして最後にはその方達との強固な繋がりに安心とパワーを頂きながら、これからの内にこもった作業を耐え抜くとともに希望に光を注いでくれる。いろんな事情で途絶えたお客様もたくさん居られますが。その方たちと、いつでも再開できるように席を温めておくのが、また生産者の仕事と思います。暫くはこのルーティンが続きそうです。昨年11からのブプレリュームは春まで継続出荷で、アリューム類は「スネークボール」が先行して出ております。そして今日からは「ブルーパフューム」及び「ダンシングパフューム」が加わりました。「シルバースプリング」「シュベルティ」等の中型のアリュームは今月末あたりを予定しております。

 花を作れる環境に感謝しつつ、今年もよろしくお願いします。

 

令和二年 元日    木村園芸   木村 敏朗

 

 

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2019-10-15 12:00:00

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 先ずは、今回の台風19号で甚大な被害が発生しました。その方々の一日も早い復旧、元の生活に戻る事が出来ますようにお祈りいたします。被害の中心が台風か常襲する九州ではなかったものの、明日は我が身と骨身に深く刻みました。このような折、花の販売などと一瞬思い悩みましたが、出来る人は平時と同じように活動することこそ復旧の一助になるとの思いで、案内させていただきます。8月の下旬より種まきを始めとする準備を始めました。低温長雨かいくぐり、続く35℃超えの残暑に耐え、最後に台風をやり過ごし、結果いつもと変わらぬこの時期にお客様を迎える準備が整いました。

 花作りは、年々落ちていく体力とお客様の喜ぶ笑顔とのシーソーゲーム、その思いを胸に今年は今年のパンジービオラでお迎えいたします。第一の目玉は個人育種家の方との連係プレイで当園オリジナルビオラが一部お披露目となります。もちろん購入も可能ですが、まだまだ育種の途上で販売できない株や品質的に劣る株もあろうかと思います。しかし数年後には確固たる木村園芸+ZAIJIN FLOWERのブランドを揺るぎないものにすべく努力していきます。第二にメーカ試作品種として「ももかビオラ」の試作やビビ、フローラルパワーの試作、プラグ苗専売の希少品種に江原ビオラに象さんビオラと飽きさせない品種構成となっております。また今までの定番品種も漏れなく準備しております。第三に好評を頂いているオリジナル培養土にその土を使用した各種寄せ植えを取り揃えております。第四、第五と伝えたいことま山ほどございますが、残りは来てからのお楽しみと言うことで伏せさせていただきます。

 全てをひっくるめて、お客様の手に渡った後に「強く」「長く」「美しく」をモットーに、今日までまた、これからも生産していきたいと思っております。熊本港の近くではございますが、場所が判りにくく大変ご迷惑をお掛けします。Googleナビや立て看板を目印に無事辿り着いて下さい。ご迷惑をお掛けします。なお、毎週水曜日は定休日で販売は12月15日(日)までとなっております。宜しくお願い致します。

 

                                  10月15日  園主    木村 敏朗

 

 

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今年の一番花は「ももか らいおん」

 

 

 

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キューティーアプリコット                             江原ビオラ

 

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象さんビオラの変異体                               うさちゃんパンジー

 

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ZAIJIN オリジナル群

 

 

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ネメシア、バコパ、ディアスシア、スーパーアリッサム等                ビビ「オレンジブロッチ」

 

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ZAIJINオリジナルビオラ群

2019-08-22 11:29:00

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 先日の超大型まで成長した台風10号は、熊本にはさほど影響はなく一安心しましたが、これからが台風の本番で油断はなりません。この台風をきっかけにスッキリしない天候が続いてますが、少しは秋の空気に切り替わった模様です。二か月余り続いた蓮根の収穫作業も、お盆前には終了しました。そして少し頭の切り替えに時間を頂いてた昨日、今期最初のパンジービオラの播種を行いました。少しは秋めいて来たとは言え、最高気温は34℃でまだまだ発芽に適した気候とはいきません。しかしお客様に欲しいと思うタイミングで、物を届ける生産者としてはこのタイミングは外せません。頭の毛が疼くほどの細かい手作業による種まきも、小は小で生き残る為の必須条件と認識し、頑張るほかありません。品種を売れる物だけに絞って、合理化すればすべての工程がスムーズの進むでしょうが、決まって反対方向に行ってしまう自分がいます。こういう性分と理解しております。そういった中で不思議な出会いがありました。インスタグラムを通じて知り合った個人育種家(ZAIJIN1925)さんとの出会いです。早速お伺いをし、今期よりオリジナル種子の提供を頂きました。生産者にとってオリジナル品種を持つということの意味は思いのほか重く、当園に於いては、パンジービオラの第二創業的な意味になるかもしてません。まだまだ育種も道半ばだそうで、どういう品種展開になるかは未知数ですが、こちらは丁寧に物を作ることと、お客様の反応を純粋にお伝えするのが使命と考えております。それを育種家にストレートにお返しし、更に高みを目指していく共同作業になろうかと思いますが、前進あるのみです。

 今後は「zaijin flowers」でのブランド展開になるかと思いますが、従来からの基本品種に各メーカからの試作品種も準備しております。今期は今までと少しは違う木村園芸を楽しみにしておいてください。

 

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そしていつものように、お祝いモードへ

 

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お楽しみに!

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