先の選挙も、シナリオ通りの自民党圧勝で終わりました。また平和な日々にと言いたいところですが、産地は悲鳴を上げています。11日も早い梅雨明けにその後の連日35℃近くの猛暑、ここ一ヶ月に雨は降ったかな思うくらいの極少雨の状況です。それ故、れんこんの生育も前進し全国的な産地リレーもうまく繋がるどころか、競合するありさま。農産物は絶妙な出荷バランスで相場を形成しています。もうこれがメタメタで、さらに猛暑で火を使う料理を敬遠するのか八方ふさがりの状況。
これだけなら来年に向けて我慢もできるのですが、懸念する点が一つあり椎茸相場の暴落との共通の問題です。関東産の出荷がこれだけ早まった原因の一つは、昨年出荷予定のれんこんが上手くはけてなく、持ち越しの残量が多いことが上げられます。よって今年これだけ出荷が早まり競合する要因の一つになってはいないかと言うこと。ではなぜ関東産のれんこんが昨年思うように出荷出来なかったか。、あくまでも推測ですが福島第一原発による風評による、買い控え及び出荷抑制があったのではないのかと思うのです。ただの風評なんですがここ遠く九州まで影響が及ぶとしたら困ったものです。産地はいつもと変わらいことを願い繰り返しているだけなのですが、相場とはいくつもの要因が微妙に複雑に絡みあり形成していくもの。一刻も早く平時に戻るのを期待しますが、そろそろ出荷も終わりそうです。以上あくまでも憶測ですが・・・
非常に残念な年回りでした。
タイトルはこの頃WOWOWで放送があったドラマのタイトルで、社会派サスペンスとして仕上がっており、一頃賑わした社会問題’食品偽装’が中心のテーマです。BSEによる”震える牛”がある農家に発生したのを機に物語が展開され興味深く拝見させていただきました。実在した食肉加工会社を連想させ、いかにもこんな会社今でもあるだろうなとリアルに思わせるところが怖いくらいでした。牛を共食いさせ発症したBSEに、昔見た人口爆発で人を食料にする「ソイレント・グリーン」と言う映画を思い出しました。また疲弊する地方商店街にもスポットを当てていて、地域社会やエンドユーザーとの繋がりを無視した企業や生産者が己の自己利益の追求に邁進したことが、問題の根底にあることを指摘してました。
圧勝した与党、今日よりTPPの交渉も本格化しそうです。以上の問題を解決できるのは賢い消費者なんです。生産者は時代の流れに沿って規模拡大や合理化を進める場面もあります。しかし拡大し、消費者との距離が遠くなればこそ、なおさら消費者と近づく努力が求められるのではないでしょうか。どこの誰が食べるのか又使うのか知らん!これこそモラルハザード。こんな時代だからこそもっと情報発信や物を作る思いを発信していかなければと思っています。
震えるのは牛じゃなく、驕れる人間様じゃないのかと思えてきました。どうか消費者の皆様、賢い選択をお願いいたします。
アリアム「昇龍」の横浜での展示の様子の画像を頂きましたので紹介いたします。その数120本「わおっ」です。ありがとうございました。
約1ヶ月間に渡り出荷していたアリアム「昇龍」も19日(水)の販売を持ち完全に終了いたしました。最後は近畿地方にまとまった数での出荷要請でどのように使われたか興味の湧く所で、ぜひ追跡調査をしてみたいと思います。二年目の今年は今後の行く末を占う大事な年です。画像では曲げ加工の途中で折れたステムの残骸の数々で、生産上の問題もかなり残しています。しかし本当に大事なのは使ってみてどうだったのか?これに尽きると思います。最終的な作り手の目標は、誰のためにどう作り上げるか!。ここにフォーカスをしっかり絞りピントを合わせていきたいと思います。そのためにここ暫くは使った感想を少しでも多く集め、生産にフィードバックしていきたいと思います。
今年も小原流の本部より蓮の依頼がありました。もちろん地元の花屋さんを通じてですが会報誌「挿花」の掲載用みたいです。蓮は特別です。何が?
① 品質低下の速さのため日が照っている時は作業できない。
② 水揚げの手間、水下がり防止の手間
③ 出荷時の梱包の手間
④ 咲足が速いため、先の注文には答えられない
などなどの理由で、あまりおいしい仕事ではありませんが大方名誉的な作業になります。
れんこん(地下茎)と同じようにすべての部位に同じような形状の穴が開いています。ここに専用のポンプで一本ずつ水を注入していきます。
葉の淵から小さい水玉がぽっぽろと落ちる瞬間が唯一感動のポイントです。生気を失っていた葉っぱが瞬く間に復活します。その後水落防止の処置をします。
こうやって依頼数量を全て仕上げ、通常は予冷をかけます。
乾燥防止の為、全体をビニールで覆います。
今回はれんこんの依頼もあったので、傷が付かないように手作業で丁寧に掘り上げた品物も付けての納品になりました。来月の掲載に、どう使われるのか楽しみです。
今週の月曜日の販売を持ち本年産のアリアム「スネークボール」の出荷が終了しました。連日の真夏日で植物体としての限界を超えてしまいました。一月の販売開始より5ヶ月の長きに渡ってご利用いただきありがとうございました。最後にとっても素敵なご褒美を頂きましたので紹介したいと思います。
前回の巳年に発表し、今年で丸々ひと干支で長くもあり短くもあった12年可能性を信じ続けてきた結果が一つづつ結果にになろうとしています。市場の熟成に合わせて、また細かく変化する要望に連動し少しづつ姿を変えていく。変えていいもの、そして変えては成らぬのもを取り違えないようにしながら。
一つの商品を世の中に定着させることの大変さと、遣り甲斐が交錯しながらも一つの充実感を感じ得ました。今年、一人の個人生産者となり今まで以上に実需者の生の声を沢山頂きました。使う側の思いにもっともっと近づけるよう、脳裏にそのイメージを浮かべ、これからもおごる事無く、謙虚に物作りに情熱を注いでいこうと思いました。このような舞台を用意して頂きありがとうございました。観客が役者を育てる。これからも沢山の声を頂きたく思います。
長きに渡り、ご利用ありがとうございました。 木村園芸 木村敏朗
この世に存在する二つの龍は、二つの規格、二つの場所から出ることになった事を、先ずはお詫び申し上げます。
ブランドを作っていく上でこれだけは避けたかったが、調整が付かないまま現在に至りました。
それぞれの思い、夢、希望を持った二つの龍は、互いに絡みながら上空へ舞上がりやがて一つになるだろう。そうでなければこの商品はブランドとして育つことは出来ないであろう。
物を作る熱き魂がこの商品に乗り移り、使う側に伝わるよう願って
アリアム「昇龍」本日より販売を開始いたします。
なお、若干固めでのスタートで本格化するのは来週からの予定です。
10数年ぶりに鹿児島鶴田町の南原農園に遊びに行ってきました。もちろん打上げ温泉付きのコースですが、ホントの目的は同じ歳(実際は1つ上でした)の南原社長の現在も健在の熱きパッションを頂きに行くためです。社長の案内のもと整然と並び丁寧に手入れされたそれぞれの品目を見ていると、やはり農業は素晴らしいと思えてくるのでした。
彼も戦っている。ライバルは周りには沢山いる。その中でどう勝ち残っていくか胸に常に闘志を抱いている。握りしめたこぶしの先には、やはりいい品物を作り出そうとの思いがあふれ、原点に立ち戻り勝負していこうとする姿が見えたような。結果、山梨の八ヶ岳に第二の農場を構えこれからの戦闘の準備を整えつつある。
必ずや成功されるでしょう。良い物を作り続けることに終わりがないことと、それを支持するファンがたくさんいることを確信し進み続ける限り。遅くまでお世話になりました。
※ちなみにスマイとはスマイラックスのことで、上記「スマイ ヤツガタケ」で品種登録(コード登録?)されているそうです。