お知らせ

2014-11-26 20:54:00

 パンジービオラを中心とした花壇苗の販売も開始から一か月半が過ぎようとしています。残量も後1/4程ほどになりました。こんな町はずれの片田舎まで来てくれるのかと心配もありましたが結果、遠くは宮崎、佐賀及び福岡からも来店いただきまたその約9割近くがリピートのお客様でした。本当にありがとうございました。また一年間、モチベーションを維持する元気の元を頂いた気がいたします。比較的近距離の方は、数回に渡って来て頂くこともありますが、大多数は年1回のここでの出会いとなります。来て頂けるかどうかで、私は自分の商品価値に対して審判を受けることになるのですが、常に思うのは「いつもと変わらない物を作り続ける」と言うことです。ブランドとは信用の約束事、売れないから手を抜く又はコストを下げる、そんな思いに駆られることもあるでしょうが食品偽装が横行する現在、食べ物じゃないのにそこまでしなくてもと思われるかもしれません。しかし口にできないから余計に”見えないもの”への信用が重要になってくるものと私は思います。

 もう一つ感じたことは、お金の高い安いでは無く、これから咲くであろう6~7か月間の満足に対して対価を払われていると感じました。価格より前にお客様の前に十二分に咲ききる花を届ける事こそ当園の基本としたいところです。今年も残すところあと一か月です。以後の予定としましては今月一杯は通常販売で、12月からはXmasセールを行いたいと思います。今まで売らなかった寄せ植えや見本鉢も販売したいと思います。追ってまた連絡いたします。

 

替わって切り花『ブプレリューム』が明日より採花の予定となりました。台風とその後の低温で昨年より10日ほど遅れての出荷開始ですが、その分ボリューム良く仕上がっております。添え花としてご主人様を最高に引き立てることを生きがいとして、目立たず騒がずひっそりと存在感をしめしたいと思います。この花を作る上でのポイントは「ひとつ前で与えない事」・・・水・・・肥料・・・光・・・しかし風だけは、しなやかさの中に強さを持たせるために十分に与えること。そんな『ブプレリューム』ですが今週から来年の4月まで継続出荷いたします。皆様よろしくお願いいたします。

 

 

ついでにアリアム類の生育状況を報告したいと思います。急いでるのが「ブルーパフューム」でちらほら咲きかけの個体もあります。昨年より1ヶ月前進の12月中頃から出荷の予定です。

 

次に「スネークボール」は後半月で曲げ付け開始でしょうか?雨が多かったため生殖への切り替えが若干遅れてます。

 

 

最後にプレミアムなアリューム

その名も「THE Xmas シュベルティ」

半年早めた超!超!促成のシュベルティ・・・

この子の欠点は短足極まりないこと、現在15㎝目標30㎝!これほど貴重な1㎝があるだろうか。

早い者勝ちです(笑)

 

2014-10-13 20:21:00

 

 

 スーパー台風として非常に心配された台風19号も、九州にさしたる被害を残すことなく去っていこうとしています。以後進路上にある地区の方々にも被害の無いことを祈りたいと思います。

 さて、当初より15日と予定しておりました販売日を、想定外の台風接近の為1日遅らすこと16日と決定いたしました。苗その物はかなり開花しているのですが、コンテナへの寄せ植えやハンギングなど装飾が台風接近で間に合っておりませんがそこは随時整えていこうと思います。

パンジーでは昨年好評だったフリル咲の『ミュシャ』や黒フリルの『ブラック・ムーン』が注目!よく咲くスミレも中輪パンジーとして、5色を追加し充実のラインナップになりました。

ビオラではソーベットの新作群にモモカの新作群が良い状態で仕上がっています。特にソーベットの『イエロー・ピンク・JP』と『モルフォ』は大注目!!です。レア物の『江原ビオラ』に『タイガー・アイ』も少ないですが準備できました。

それ以外ではネメシアの進化系『サンサシア』で昨年大好評の『チェリー・オン・アイス』を始め全6色を揃えました。コンテナ系では当店オリジナルで昨年までに150基位は販売したであろう大好評の『額縁ハンギング』を、40基追加作製し、新彩色を施しています。まだまだ細かいところまでお伝えできませんが、このような感じで2014年秋パンジービオラの販売を開始したいと思います。

 

PS:過去の開花速報を開示しますので開花の参考にして頂きたく思います。

 

                木村園芸         園主

  

 

新たに作製し彩色を施した額縁ハンギング

 

2014-09-25 08:22:00

 

 生産者にとって秋は、食欲でも読書でもなく「植え込みの秋」です。夏らしくない夏もいつの間にか過ぎ去り秋本番といきたいところですが、台風16号の影響で生暖かいぐずついた天気が続いています。しかしカレンダー的には彼岸過ぎのこの時期は、朝晩の気温差も出てきて植物の生育には最適な気候となります。一般的に秋の定植の遅れは、一週間が出荷で1ヶ月ずれることもあり正確かつ計画的に進めたいところです。

 

 

 先ずは10日程前になりますが、ポットへの土詰(ポッティング)を行いました。まぁ年を重ねる毎にこの作業も大変になりつつありますが、自分なりの体力測定のつもりでやっております。一日半でまずは10,000ポットを詰めます。その後は軽く灌水をして植穴を開け、鼻歌?(推測)を奏でながら植えこんでいきます。

 

以上、パンジービオラはこのような進捗状況です。一方、切り花の方はブプレリュームの定植と各種アリューム球根の植え込みが始まりました。

 

本葉数2~3枚の適期苗です。このタイミングを逃すとスムーズな伸長が望めず丈が取れません。

 

「スネークボール」の定植も始まりました。昨年より5日早い作型を用意し年内出荷を目指します。また各種アリュームも定植が始まりました。計画に沿って滞り無く進めたいところです。

 

ぐずついた天気の中でも気持ちは秋本番、さぁ頑張っていきましょう!

 

2014-08-25 19:42:00

 

 今年の夏はおかしい。二度目の梅雨が到来したみたいで相変わらず、不安定な天候が続いています。今朝の新聞でここ熊本市では8月になって雨が降らなかったのは21日の1日だけで、その内数十年に一回の異常気象とか言い出すのでしょう。また日本各地で被害も多発していて気象庁は本日今年の異常は天候を「平成26年豪雨被害」と命名しました。天候に左右される農業はもちろん影響を受けてか、多品目に渡り店頭価格の高騰が見られています。

 

 そんな中、今年最初のパンジービオラの播種を先週19日に行いました。先に計画書を作成しそれに基づいて100品種程播種をしていくのですが、昨年より3日遅く播きました。これは近年の温暖化の傾向で冬の到来が遅くなり、お客様の購買行動に変化を感じたためです。つまりは販売の開始時期を約一週間ほど後ろにずらした訳です。全量直売を基本としているので、近年の天候に対応した措置になり理解して頂きたいと思います。

 

 前置きが長くなりましたが、上記画像は今年の新品種の種たちです。一部在来品種の買い増しもありますが毎年このくらいは追加しております。多方面から取り寄せるわけですが、名前に乗せられついつい買っちゃうのもあれば、入手困難でネットで買うこともあります。メーカー試作もあり、新作に関しては一概に何がヒットするのか見当もつきません。しかしこの何か?が作る側の「わくわく」であり、最終的にはお客様の「わくわく」に繋がることになります。当初からこの路線で行ってる以上今更変えることなどできません。経営的には非効率的なこの作業、「わくわく」で飯が食えるか!と言われそうですが、最終消費者を意識しながらの作業は他の切り花などの生産物にも少なからず影響を与えます。つまりは生産者がどこまで顧客を意識して生産できているのか、ここに立ち返る作業がこのパンジービオラの生産直売なのです。

作り続ける理由はズバリ!「待ってる人がいるからです」

 

 

 

試作品ではありますが、一枚の播種トレーに20~30粒づつ播く作業は、ストレスもあります。

 

人手不足だったので、娘を緊急招集しました。

PS 今年は夕方まで播種作業が長引き、ビールによる祝杯もピザもありませんでした。上手く発芽すればいいのですが。

 

2014-07-15 12:17:00

 

 まだまだ梅雨明けの声を聞かぬ現在、先週の「数十年に一度の猛烈な台風」が熊本目掛け向かっているとの事で、その対策に翻弄された一週間でした。いざふたを開けてみれば、終始台風の目に入ったのではないかと思えるほどの無風状態でした。つい最近も気象衛星を打ち上げてたみたいですが、その精度は如何なものなのでしょうか。まだまだ自然現象の予測に人間の英知は及ばないと言うことか。加えてメディアも今回は煽り過ぎではと思われるところもありましたが、あまりにもことの無さに不満があるくらいで、完璧に準備できたことを幸いとし無事に通過したことに感謝したいと思います。

 

 そんな中、小原流「挿花」6月号にアリューム(野菜としてのネギも含む)の特集記事が載ってましたので簡単に紹介したいと思います。まずネギ属の植物の「かがく」としての全体の生理生態を解説してあり、DNAを元にした最近の分類ではユリ科、ヒガンバナ科ではなくネギ科を立てたことや、匂い(アリューム)の科学的な解説に改めて勉強させていただきました。

 次にその中で生け花(生花)として使えるアリュームを図鑑形式で紹介してありました。当園で生産しているアリュームも数点載っていましたが、オリジナルの「スネークボール」が「グリーン・スネーク」としてキッチリ載せて頂いたことに感動しました。次にアリュームの曲げの謎に迫っていて、熊本で一番生産者の多い八代地区の紹介がなされていました。産地としても不必要な競争を避ける為、表に出せる曲げと、そうではない曲げがあるみたいで、詳しく解説を加えたいところですがそこは辞めときます。この地区には若手の新規就農者がアリュームを挑戦していると言うことで非常にうれしく思います。若手が加わることで斬新な切り口での発想や創意工夫、また仕立てなどが加わり業界の発展にきっと繋がるものと思います。このような新たな及び多くの支流が集まり、混ざりながら大きな大河になって海に注ぐ。このような流れがさらなる発展の源のような気がします。ぜひともアリューム界で活躍してもらいたいものです。

 最後に「アリュームの不思議・魅力をいけるー点と線の美しさ」と言うことで当園の「スネークボール」が使ってあったので紹介しときます。いけ手の知地さんはフェースブックの「花の現場」を主宰されてて、私もこちらの方が先に特集記事を組んだとの知らせで入手した次第です。ありがとうございました。

 今回アリュームという狭いカテゴリーの花を取り上げて頂き感謝いたします。しかし独特の世界観を持った花でもあり、生産者が工夫によって、まだまだ伸びしろを残した花でもあります。このように取り上げて頂いたことにアリュームの生産者として非常に感謝いたします。改めてありがとうございました。今後も努力していきたいと思います。