昨日の11月末を持ってパンジービオラを中心とした、花壇苗の直売をひとまず終了したことをここに報告いたします。10月の半ばから始まった販売から一月半県内はもとより福岡、佐賀、宮崎からも来園いただき本当に嬉しく思います。ありがとうございました。近所へのお裾分けから始まった直売も少しづつではありますが販路を外に外に拡大してきました。細かいうんちくよりもお客様の心を捕らえる訴求力のある品づくり、それは繊細な色の表現だったり株のボリュームや最後まで咲き切ることへの満足感に尽きると思います。癒しや生命力への共感や生活への潤いと、各自求めることは微妙に違えども払った対価以上の物を提供しなければ来年は来て下さらないと肝に銘じ今期の販売を終えたいと思います。これからも丁寧な販売を心掛け来年に向け構想を練っていきたいと思います。今期来園されたお客様も、そうでないお客様もまたお会いしましょう。
花を作るのが好き、喜ぶお客様を見るのが好き、花を中心として広がる豊かな生活。ここに作り手として沢山の勇気や、希望そして信じる心を与えていただきました。これからは切り花に軸足は移りますが、今後ともよろしくお願いいたします。
PS:エルニーニョの影響か記録的な暖冬で、当地区の農水産業に多大な影響が出ております。日本一の生産高を誇る海苔の養殖が始まって直ぐに赤腐れ病に侵され、中止に追い込まれております。雨が降ったタイミングが悪かったのもありますが危機的状況です。施設トマト、露地野菜も生産過剰で大混乱です。花の生産も菌核病を初めカビ性の病気に侵されております。その中で色物のアリッサムの生育が悪く、今年のアリッサムの生育はおかしいとの指摘をお客様から数件いただいております。またパンジービオラも一部株の徒長が見受けられます。時間が取れる方はぜひとも来園して頂き、無償にて交換させていただきたく存じます。ご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞご理解いただきたく存じます。
また先週からはパンジービオラに代わり、ブプレリュームの出荷が始まりました。主役には成れない添え花ですが気持ちは主役を作る気持ちでやっています。目立ちすぎず脇をしっかり固め、主役を最大限引き立てる。そのさじ加減が意外と難しい。来年4月までの長期出荷が出来るように4区画で肥培管理しております。何時ものブプレよろしくお願い申し上げます。
またアリューム類のトップを切って「ブルーパフューム」が仕上がってきました。同時に「ダンシングパフューム」の曲げ加工も始まりました。今月中には出荷できそうな勢いです。
さらには主力の「スネークボール」が上がってきました。加工できるまでには後10日程要しますが、今年は今年の曲げがある!この気持ちで来るべきその日に備え気持ちを高めていきたいと思います。
本日より2015年産パンジー及びビオラの販売を始めたいと思います。8月の台風直撃時はどうなるものやと心配しましたが、例年通り無事開園することが出来ました。これもご期待に応えようとする花達の生命力と、来て下さる皆様方との絆があってこそと思います。この頃の朝晩の冷え込みも、よりいっそう花色の輝きを引き出しております。遠い道のりではございますが、ご来店お待ち申し上げます。
なお今年から毎週水曜日の定休日と、販売期間を昨年同様に、11月いっぱいの販売とさせていただきたいと思います。ご理解くださいませ。
先週からブプレリューム及びスネークボールの定植が始まりました。ここに来て気温の低下が鈍くブプレは生育前進、アリウム類は植え付けを躊躇してた中での作業です。ブプレではこの2、3年採種の状態が悪く発芽率の低下がみられ、供給会社に改善をといった成果なのか今年は改善されておりました。まだ開花ぞろいの悪さは採花時にならないと分かりませんが・・・。坪収益が悪いのか作りにくいのか、それとも他にいい花があるのか全国的には生産は減少との事で、一層責任を持って作らなくてはと自惚れにも似た感情で、がぜん力が入ります。
続いてスネークボールの定植を行いました。もう少し地温の低下を望みたかったのですが、年内出荷用としてはこれ以上の遅れは許されず決行です。数種類の採種パターンの違う球根を混合し定植します。同時にブルーパフュームの定植も行いました。これも12月からの出荷を狙っての少し無理をした中での定植です。双方とも発芽の無事を祈りたいです。
9月もお彼岸を過ぎ、朝晩はだいぶしのぎ易くなってきました。例年ならば順調に作業も進み、花達もこの頃の気候に元気な姿を見せてくれたでしょう。しかし今年は例年になく気象災害に見舞われました。台風直撃は九州の西岸を中心に局所的ではありましたが、進行コースが少しまずかったですね。平成3年の19号(リンゴ台風)を連想させるコースに当初から最大限の警戒モードでしたが見事に一撃をいただきました。その後の鬼怒川の決壊のニュースに、自分のこれしきの被害などと言い聞かせながら復旧作業をいたしました。最近では阿蘇山まで怒り出し降灰に悩ますことがないように祈るばかりです。今回の多方面にわたり被災された方の早期の再建を祈るばかりです。それにしても自然の猛威はただただやり過ごすしかない人間がいかにに非力か再認識させられました。
余談ですがその間、いろんな農業者と話した中で直撃の朝2時からハウス横にて停電時の緊急対応と、待機していたところのハウスは何事もなく、反対に新品のビニールに張り替えたばかりのハウスにもかかわらず、朝まで熟睡の所有者のハウスはものの見事に飛んで行ったと、童話にでもなりそうな話を伺いました。しかも保険にも辛抱して加入してなかったとオチまでついていました。私の場合はと言うと、眠れず風が止むまで自宅待機で、停電後風が弱くなった頃を見計らって行くもご覧のありさまで、他にやることがなかったのか反省しきりでした。やはりもっとハウス(作物を含む)への愛が足りてませんでした。
そして一か月後の本日、復旧ハウスにて最初の花が咲きました。今年は手がかかった分だけひときわ美しく輝く一輪です。
先週からは初回の鉢上げ作業が始まりました。これもまた重労働ではありますが、ハウスの再建に比べたら楽勝です。
お盆休みも終わり、本日2015年パンジービオラの最初の播種が始まりました。いつものように同じ内容で事は進むのですが、これが農業の本質です。日々胸がときめく事があるわけでもなく季節のに合わせて同じことを繰り返す。なんと単純なことの繰り返しで可哀そうと思われる方もいらっしゃるでしょうが、半分は当たっています。昨今ネット上から他者のデザインをコピペしてはい出来上がりました。と通用する業界からすれば、売れるか分からない新商品を世に出しても植え付けから一年がかりは当たり前。また広く認知を受けようと思えば最低でも10年というスパンで、継続を必要とされる産業としてはうらやましい限りです。アイデアを物に変えて対価を得る。そこにはエネルギーと、顧客の喜びと、プライドが一つも欠けることなく必要と思うのですが、楽に儲かるということは、これらをどこかに置いて行くと言う事かもしれませんね。繰り返せるのは「待っている人がいるから」当園にはこれを四番目に加えときたいと思います。
初回はパンジー40品種、ビオラ80品種を計画しました。まだ暑い時期の育苗で伸びにくいビオラが多めになります。
前日からプラグトレイに用土を詰めておきます。
気を使う作業でストレスが溜まります。1品種100粒ほど播いていきます。
播いた後の覆土作業。今年は次女の手を借りました。
これは私へのご褒美。発芽の無事を祝って乾杯です。
これは協力者へのご褒美。
こちらは私へのご褒美。とご褒美が多い2015年の最初の種まきでしたが、皆様のご期待を裏切ることのないようにしっかりとしつけ育てていきたいと思います。それでは二か月後にお会いしましょう!