お知らせ

2015-01-03 22:22:00

 年末年始に大寒波襲来と施設被害を心配いたしましたが、大した被害もなく無事新しい年を迎えることが出来ました。改めて、明けましておめでとうございます。先の衆院戦ではアベノミクスの継承が選択され、成長戦略をさらに推し進め「今の道を進む」との審判が下されました。選挙戦では農業問題はほとんど触れられませんでした。逆を言えば、保守的な農業者の反感を買うのを避けるためだったのでしょう。TPPに高齢化に人口減少社会と問題山積の現状は待った無しの危機的状況のはずにも関わらず、何の争点にも上がらなかったのはいかがなものか。

 

 そのような状況の中で唯一明るさを感じたのは地場新聞の熊日に、有機ベビーリーフで日本一の生産量を誇る果実堂(熊本市)がトヨタ自動車と業務提携(資本参加)し、トヨタ自動車の資本が生産法人の果実堂に入ったという記事が目に留まりました。これで果実堂は更なる生産の効率化としてトヨタの「カイゼン」という絶好のノウハウという果実を手に入れたのだ。トヨタにしても先に農業生産法人は立ち上げているものの成功事例としてのノウハウを吸収する事が出来、まさにウィンウィンの関係となる。民間企業の蓄積されたノウハウを農業界に下ろす事は、今まで保護という規制の檻に閉じ込められ保守的というか、なかなか進化出来ずにきた農業界のよき見本となることをぜひとも期待し、今後の見本としたいところです。

 

 

 

 

 現場は2日より採花作業が始まり5日の初市に向け、アリアム「スネークボール」が本日初出荷を迎える事が出来ました。使われる方の「ニヤリ」とされる事を思いながらの作業。一つ一つの曲りに想いを馳せながらトラックに揺られていきました。「今年は今年の曲げがある!」との思いを込め当園のオリジナルアリューム「スネークボール」が旅立っていきました。

 

 

 

 昨年12月半ばより継続出荷の「ダンシングパフューム」も同時に旅立ち、こちらはさらに遠く海の向こうまで販路を広げてきました。ローカルな商材をグローバルなツールを駆使し、欲しい方に届けるサービスもさらに進んでいくことでしょう。定番のブプレリュームも関西エリアに向け初荷として送り出しました。と、わずかな正月休みでしたが裏方の仕事はこんなものですよ。吹けば飛ぶような個人商店ではありますが、今年も精一杯頑張らせていただきます。

木村園芸を今年もご愛顧お願い申し上げます。

2015年元旦

木村園芸園主   木村敏朗

 

2014-11-26 20:54:00

 パンジービオラを中心とした花壇苗の販売も開始から一か月半が過ぎようとしています。残量も後1/4程ほどになりました。こんな町はずれの片田舎まで来てくれるのかと心配もありましたが結果、遠くは宮崎、佐賀及び福岡からも来店いただきまたその約9割近くがリピートのお客様でした。本当にありがとうございました。また一年間、モチベーションを維持する元気の元を頂いた気がいたします。比較的近距離の方は、数回に渡って来て頂くこともありますが、大多数は年1回のここでの出会いとなります。来て頂けるかどうかで、私は自分の商品価値に対して審判を受けることになるのですが、常に思うのは「いつもと変わらない物を作り続ける」と言うことです。ブランドとは信用の約束事、売れないから手を抜く又はコストを下げる、そんな思いに駆られることもあるでしょうが食品偽装が横行する現在、食べ物じゃないのにそこまでしなくてもと思われるかもしれません。しかし口にできないから余計に”見えないもの”への信用が重要になってくるものと私は思います。

 もう一つ感じたことは、お金の高い安いでは無く、これから咲くであろう6~7か月間の満足に対して対価を払われていると感じました。価格より前にお客様の前に十二分に咲ききる花を届ける事こそ当園の基本としたいところです。今年も残すところあと一か月です。以後の予定としましては今月一杯は通常販売で、12月からはXmasセールを行いたいと思います。今まで売らなかった寄せ植えや見本鉢も販売したいと思います。追ってまた連絡いたします。

 

替わって切り花『ブプレリューム』が明日より採花の予定となりました。台風とその後の低温で昨年より10日ほど遅れての出荷開始ですが、その分ボリューム良く仕上がっております。添え花としてご主人様を最高に引き立てることを生きがいとして、目立たず騒がずひっそりと存在感をしめしたいと思います。この花を作る上でのポイントは「ひとつ前で与えない事」・・・水・・・肥料・・・光・・・しかし風だけは、しなやかさの中に強さを持たせるために十分に与えること。そんな『ブプレリューム』ですが今週から来年の4月まで継続出荷いたします。皆様よろしくお願いいたします。

 

 

ついでにアリアム類の生育状況を報告したいと思います。急いでるのが「ブルーパフューム」でちらほら咲きかけの個体もあります。昨年より1ヶ月前進の12月中頃から出荷の予定です。

 

次に「スネークボール」は後半月で曲げ付け開始でしょうか?雨が多かったため生殖への切り替えが若干遅れてます。

 

 

最後にプレミアムなアリューム

その名も「THE Xmas シュベルティ」

半年早めた超!超!促成のシュベルティ・・・

この子の欠点は短足極まりないこと、現在15㎝目標30㎝!これほど貴重な1㎝があるだろうか。

早い者勝ちです(笑)

 

2014-10-13 20:21:00

 

 

 スーパー台風として非常に心配された台風19号も、九州にさしたる被害を残すことなく去っていこうとしています。以後進路上にある地区の方々にも被害の無いことを祈りたいと思います。

 さて、当初より15日と予定しておりました販売日を、想定外の台風接近の為1日遅らすこと16日と決定いたしました。苗その物はかなり開花しているのですが、コンテナへの寄せ植えやハンギングなど装飾が台風接近で間に合っておりませんがそこは随時整えていこうと思います。

パンジーでは昨年好評だったフリル咲の『ミュシャ』や黒フリルの『ブラック・ムーン』が注目!よく咲くスミレも中輪パンジーとして、5色を追加し充実のラインナップになりました。

ビオラではソーベットの新作群にモモカの新作群が良い状態で仕上がっています。特にソーベットの『イエロー・ピンク・JP』と『モルフォ』は大注目!!です。レア物の『江原ビオラ』に『タイガー・アイ』も少ないですが準備できました。

それ以外ではネメシアの進化系『サンサシア』で昨年大好評の『チェリー・オン・アイス』を始め全6色を揃えました。コンテナ系では当店オリジナルで昨年までに150基位は販売したであろう大好評の『額縁ハンギング』を、40基追加作製し、新彩色を施しています。まだまだ細かいところまでお伝えできませんが、このような感じで2014年秋パンジービオラの販売を開始したいと思います。

 

PS:過去の開花速報を開示しますので開花の参考にして頂きたく思います。

 

                木村園芸         園主

  

 

新たに作製し彩色を施した額縁ハンギング

 

2014-09-25 08:22:00

 

 生産者にとって秋は、食欲でも読書でもなく「植え込みの秋」です。夏らしくない夏もいつの間にか過ぎ去り秋本番といきたいところですが、台風16号の影響で生暖かいぐずついた天気が続いています。しかしカレンダー的には彼岸過ぎのこの時期は、朝晩の気温差も出てきて植物の生育には最適な気候となります。一般的に秋の定植の遅れは、一週間が出荷で1ヶ月ずれることもあり正確かつ計画的に進めたいところです。

 

 

 先ずは10日程前になりますが、ポットへの土詰(ポッティング)を行いました。まぁ年を重ねる毎にこの作業も大変になりつつありますが、自分なりの体力測定のつもりでやっております。一日半でまずは10,000ポットを詰めます。その後は軽く灌水をして植穴を開け、鼻歌?(推測)を奏でながら植えこんでいきます。

 

以上、パンジービオラはこのような進捗状況です。一方、切り花の方はブプレリュームの定植と各種アリューム球根の植え込みが始まりました。

 

本葉数2~3枚の適期苗です。このタイミングを逃すとスムーズな伸長が望めず丈が取れません。

 

「スネークボール」の定植も始まりました。昨年より5日早い作型を用意し年内出荷を目指します。また各種アリュームも定植が始まりました。計画に沿って滞り無く進めたいところです。

 

ぐずついた天気の中でも気持ちは秋本番、さぁ頑張っていきましょう!

 

2014-08-25 19:42:00

 

 今年の夏はおかしい。二度目の梅雨が到来したみたいで相変わらず、不安定な天候が続いています。今朝の新聞でここ熊本市では8月になって雨が降らなかったのは21日の1日だけで、その内数十年に一回の異常気象とか言い出すのでしょう。また日本各地で被害も多発していて気象庁は本日今年の異常は天候を「平成26年豪雨被害」と命名しました。天候に左右される農業はもちろん影響を受けてか、多品目に渡り店頭価格の高騰が見られています。

 

 そんな中、今年最初のパンジービオラの播種を先週19日に行いました。先に計画書を作成しそれに基づいて100品種程播種をしていくのですが、昨年より3日遅く播きました。これは近年の温暖化の傾向で冬の到来が遅くなり、お客様の購買行動に変化を感じたためです。つまりは販売の開始時期を約一週間ほど後ろにずらした訳です。全量直売を基本としているので、近年の天候に対応した措置になり理解して頂きたいと思います。

 

 前置きが長くなりましたが、上記画像は今年の新品種の種たちです。一部在来品種の買い増しもありますが毎年このくらいは追加しております。多方面から取り寄せるわけですが、名前に乗せられついつい買っちゃうのもあれば、入手困難でネットで買うこともあります。メーカー試作もあり、新作に関しては一概に何がヒットするのか見当もつきません。しかしこの何か?が作る側の「わくわく」であり、最終的にはお客様の「わくわく」に繋がることになります。当初からこの路線で行ってる以上今更変えることなどできません。経営的には非効率的なこの作業、「わくわく」で飯が食えるか!と言われそうですが、最終消費者を意識しながらの作業は他の切り花などの生産物にも少なからず影響を与えます。つまりは生産者がどこまで顧客を意識して生産できているのか、ここに立ち返る作業がこのパンジービオラの生産直売なのです。

作り続ける理由はズバリ!「待ってる人がいるからです」

 

 

 

試作品ではありますが、一枚の播種トレーに20~30粒づつ播く作業は、ストレスもあります。

 

人手不足だったので、娘を緊急招集しました。

PS 今年は夕方まで播種作業が長引き、ビールによる祝杯もピザもありませんでした。上手く発芽すればいいのですが。