当園の主力であるパンジービオラが、ある程度咲いてきましたので本日より販売を開始しました。しかし今まであまり降らなかった雨が今日に限り、こんなにも降って残念な幕開けでした。今回はパンジービオラは開花速報で紹介していますので、それ以外の品種を少し紹介しようと思います。
パンジービオラに次ぐ当園の看板商品となった「ディアスシア」です。昨年好評だったボールドピンクを含め全5色を用意しました。見た目はか弱いのですが、熊本の寒さにも耐える耐寒性があります。花の数が少なくなった時は、全体の半分ほどと霧戻すとまた吹き上がってきます。雨に当たってへたるのと夏の暑さが苦手です。宿根化する場合もあります。
次に紹介するのは「バコパ」です。これも当園で積極的に薦めております。上記の可愛いピンクリングを始め大輪のライラックを新たに加え全4色用意しました。耐寒性もあります。これも花が少なくなったらディアスシアと同じように切り戻しますが、すこし軽めの方が安全です。暑さ、切り戻しのショック等で突然枯れることがあります。
これも定番商品の「ヒューケラ ドルチェ」で白山貿易さんより取り寄せました。この葉物の登場で寄せ植えがぐっとお洒落に楽しむことが出来るようになりました。宿根化し大株になります。和名はツボサンゴ、初夏に白い花を付けます。全6色用意しました。
後は後ほど紹介いたします。
この言葉は2005年スタンフォード大学での卒業式に行った故スティーブ・ジョブズ氏の講演での言葉です。
昔、コンピュータがまだ高価だったころキーボードを使い端末(当時はワークテーションと表現)を使いコマンドと言って命令文を一行づつ入力し、プログラムを作ったり、コンピュータを操作していました。その複雑な操作に専門的な知識もかなり必要としました。その後、MS-DOS(後のウインドウズ)の終盤にマッキントッシュがデビュー。
マウスを使った操作に直観的で分かりやすい、自分の机に書類を広げているような(ウインドウ)感覚に感動しました。専門家にしか扱えなかったコンピュータが、誰でも扱えるようになりまさに革命が起きました。しかし、マックはデザイナーなどの業界人に人気が高く、私とは距離があり手を出すことはありませんでした。(一種の憧れでした)
この直観的で誰にでもわかりやすい操作性こそが、後のパーソナルコンピュータへの普及の引き金になり、これに影響を受けたビル・ゲイツ率いるマイクロソフトとの開発競争があったからこそ現在の情報に満ち溢れる?豊かな世界があるのでしょう。その拮抗しながらも健全な競争こそが、発展する産業の礎になっているのでしょう。それは保護主義の行き過ぎた農業界にはとても必要なことのような気がしています。亡くなる一か月前にビル・ゲイツ氏と食事をしたことを後になって知り、何を話したか定かではありませんが、貴重な最後の晩餐だったのでしょう。
農業の世界ではよくお金は畑に落ちている。それを拾うのが農業だと言われます。偉人であるジョブズ氏の言われることはよく理解できませんが、ハングリーとは拾うアンテナの感度、愚かとはそれを貫く信念だと勝手に解釈し、何のために今農業を行っているのかと再度問いかけてみようと思います。
好きならば誰が何と言おうとも自分を信じ前に進めと
ありがとう スティーブ
http://www.youtube.com/watch?v=87dqMx-_BBo
画像は今週の販売開始を前に見本ポットを作ろうとしているところで、適当に集めたら可愛かったので、さらにロウ引きのお洒落なトロ箱に入れたらお菓子の詰め合わせみたいになっちゃって。
どうですかこんなお歳暮『愛・ビオラ』です。
その①
2011版、野菜畑(オリジナル)をセットしました。昨年以上に思考を凝らし黄色のラッディシュやコーラルビ、ルバーブ、話題のアイスプラント等を追加しパワーアップしています。しばらくするとムッチムチに仕上がってきます。第一弾 20個限定です。
その②
アリアム「スネークボール」を定植しました。詳しくは特設ページへ
その③
ブプレリュームを定植しました。詳しくは特設ページへ
パンジービオラが今後続々と開花してきそうです。開花を瞬時に知らせるために特設ページを設け、パンジービオラを分けてその都度紹介していきたいと思います。また数量限定品に関してはご予約を入れてい頂くことをお勧めします。
よくものの例えに「何々を制する者はXXを制す」と言いますが、園芸界においては「土を制する者は園芸を制す」と言っても過言ではないと思います。特に限られている容器で栽培する鉢花においては土こそ全て、ではないでしょうか。
だからこそこの土の配合に関しては各生産者のトップシークレットの経営の根幹です。ゆえにおいそれと聞くものじゃないし、教えるものでもありません。昔々他産業から転職し、ひたすら農業書を読んでる中で”リービッヒの最小律”があり植物の成長速度や収量は、必要とされる栄養素のうち、与えられた量のもっとも少ないものにのみ影響されるとする説。ドイツの化学者・ユーストゥス・フォン・リービッヒが提唱した(ウィキペディアより一部引用)内容が今でも記憶にあります。
リービッヒの最小律を分かりやすく説明するものとして、”ドベネックの桶”が知られています。
植物の成長を桶の中に張られる水に見立て、桶を作っている板を養分・要因と見立てる。これならば、たとえ一枚の板のみがどれだけ長くとも、一番短い部分から水は溢れ出し、結局水嵩は一番短い板の高さまでとなると言う話です。
若き青年は、いかにこの桶に水を一杯に貯めることが成功の近道、そしてポテンシャルの高い花を作る必須の条件と悟り、直ぐに九州各地の堆肥場や床土工場を見て回り桶の板を探し回りました。そしてソフトシリカ(珪酸塩白土/天然ゼオライト/2:1型モンモリロナイト/俗に土の王様)との出会い。さらに二価鉄を知る。取りあえず出来た桶を当時市販(量販店や園芸店)されていた全ての園芸用土(二十数種類)と比較実証試験。生育のスピード、花の数、根の張り方を、植物の寿命などを細かく観察する。
結果分かったのは、土の良しあしは土の価格に比例する事と世の中に桶の板に値しない素材がどれだけ混入されているかでした。どんなにいい資材だからとそれだけたくさん入れたところで、無駄なこと要は桶の縁をいかにバランスよく高いレベルで揃えるかでした。その後数回の改良を経て現在に至っています。単純に嵩を増やすのは簡単です。減らすのはもっと簡単です。土は命、生産者の名刺と言ってはオーバーかもしれませんが、それくらい大事なものです。
まだまだ完成だと思っていませんが、そんな土をぜひ一度使ってみてください。
何処の工事現場なんだろうと思わせるこの光景・・・
実は昨日パンジービオラの鉢上げ作業を行いました。先ずは9㌢のポットに肥料を配合した用土を詰める作業です。花の作業は軽くて、快適、経済的(+3K)なんて誰が言ったのだろう。綺麗な花を咲かせるため、水面下でこうした地味だけど大事な作業が続きます。もう少し大きい規模になればポッティングマシーンと言う名の全自動土詰機が活躍するのでしょうが、当園のクラスだと人海戦術に頼らざるをえません。
若いAチームは、一世代前の連結ポットで、効率良く作業。
次に若いBチームは二世代前のスピードポッターで熟練の技を披露。
両チームともしだいに口数が少なくなり、危険な状態になりつつあったので予定の80%でドクターストップ!。
このように手作業で「汗と愛情」と言う最高の肥しを入れて作業しました。
午前中、用土が間に合わず一部定植作業を行いました。今日からはこの作業が中心となります。こちらの方は快適そのものです。